
EL CEIBO Bolivia (エルセイボ)
その名前の由来は、「不死身の木」で有名な大木の「EL CEIBO(エルセイボ)」
※ (日本名:カイコウズ)の木に決まりました。エルセイボの木は 伐採されても元の美しい姿に蘇る不屈の生命力があると言われ、それはいかなる困難にも
立ち向かい成長し続けるエルセイボ家族の精神そのものです。
【今日までの長い道のり】
EL CEIBOのカカオは、ボリビアの首都ラパス(標高3600m)から車で12時間の距離に位置する ALTO BENI 地方で栽培されています。
以前は、山麓の険しい道しかなく交通手段がないため首都ラパスまでカカオを運ぶことができず、仲介業者に安価で取引されていました。
その後、カカオ農家が力を合わせて集まり『EL CEIBO』として組合をつくり皆で資金を出し合い1台のトラックを購入します。
自分たちで出荷ができるようになり、ようやく国際フェアトレードラベル機構に参加して公正な取り引きができるようになりました。
のちに世界的に有名なチョコレート鑑定士クロエ ドゥートレ ルーセルさんの協力を得て、タブレットチョコレート製造の新しいプロジェクトが
スタートします。翌年にはパリのサロン デュ ショコラへの出品も実現しました。そして世界で初めて産地で製品加工までを一貫して行う
「Tree to Bar 」=(苗木からチョコレートまで一貫製造)のチョコレートメーカーとしてスタートします。製造施設は標高4040mに位置する
エルアルトにあります。カカオの栽培は全て有機栽培で、化学肥料・農薬は一切使わないルールを設けています。そのため施設内には「研究所」
としてカカオの品種改良に特化した栽培法や、より病気に強く更に美味しいカカオの収穫のため昼夜を問わず研究を重ねています。
カカオ農家だからこそ成し得るこの努力と研究は「EL CEIBO」の更なる発展へと繋がり、エルセイボ家族が自分たちでチョコレートを世界に輸出できるまでのクオリティを実現し、今ではチョコレートメーカーとしてボリビア国内最大規模の会社へと成長しました。


EL CEIBO Boliviaはアルト ベニ地方で古くからアグロフォレストリー農法を取り入れています。
農園内にはバナナやマンゴー、パイナップルなどと一緒にカカオが植えられています。
またフランスの「カカオアワード」では、ボリビア アルトベニ産のカカオが連続して南米大陸部門でアワードを受賞し、
世界的にも有名となりました。
【受賞歴】
ALTO BENI 産カカオは、インターナショナル・カカオ・アワード南アメリカ地域で、2009年より2023年までの8回連続で受賞しています。
https://www.cacaoofexcellence.org/
https://www.cacaoofexcellence.org/2021-edition/2021-awards-celebrations
エルセイボは48の組合が集結し、現在1300家族になりました。
ボリビアは豊かな天然資源に恵まれながらも経済復興への長い道のりを歩んでいます。
トップクオリティーの製品開発が実現となり、「世界に通用するファイン・チョコレートを輸出したい」
というEL CEIBOの熱い想いを更に実現化するため、
弊社はアジア総代理店(日本をはじめシンガポール・マレーシア・香港・韓国)として事業展開しています。